『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』
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2021/10/11
遠藤嘉基 著
渡辺実 著
筑摩書房
現代文解釈の基礎を読む - Google Sheets
マス目を塗りつぶす進捗管理、度々思い出してやってみようとするがめんどくさくて続かない
その日やったページ数をメモする方が楽
文学的な文章の読解と論理的な文章の読解
文学的な文章
I 解釈の基本
1 主人公の輪郭―主人公はどのような人物であるか
2 主人公をめぐる人間関係―お互いに相手をどのように意識しているか
3 構成を調べる―事件の中で最も大きく変化したものは何か
4 全体の主題―全体から訴えてくるもの
II 登場人物について
1 人物の性格―登場人物の発言や行動から性格を読む
2 人物の心理―登場人物の心理の起伏を追求する
3 人物の思想―登場人物の思想を知る
III 構成・表現について
1 主題をつかむ―「どんなことが」書かれているか
主題の捉え方
初読の印象や感動を言葉にする
部分の役割を分析する
部分の役割から主題を検討
構成を見る
練8
大床
端座
くけ帯
数寄屋
参考
1 利休は素直~かったか。✅
2 ウ✅
演習
1 ウ❌
秀吉のためではあるがほんとうは彼みずからのものである
正解はエ
数寄屋の~から。
「秀吉のためではある」ので「秀吉のためには何一つ創造しなかった」は誤り
2
1 秀吉への手紙で謝罪を欠き、彼の怒りを買ったこと✅
2 オ✅
パッとはわからない[hoshihara.icon]
『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』#6856b2b80000000000909f6b
心底では秀吉の権威に服従していないことが見て取れる。自分のために芸術作品を作っている
3
わからんhoshihara.icon
エっぽいが執念という語彙が利休の潔さの記述に合わない
厳然とそこに彼が生きている
エかな❌
正解はイ
この文章は利休の死が筋なので、「利休が死を通して秀吉に示したもの」はほとんど主題といえる
アは的外れ
ウは「孤独な姿」がおかしい
秀吉という世俗的な権威をこえて存在する芸術家の魂
「自信と誇り」とあるので「執念」には合致しない
2 意図を解釈する―「どのようなものとして」書かれているか
作者の意図の捉え方
以下の要素に注目する
言葉遣い
人物の行動
作品の構成
ここでいう正しい作者の意図=論理的に飛躍がない推測hoshihara.icon
実際に作者の意図と一致するかという話ではなく、書かれていることを正確に読み取って無理のない理屈で解釈することが読みの精度を高めるという話だろう(精度が高い=完璧、ではない)
『こころ』
気になった日本語
梗概
「思弁を好む性向」
これは本文ではなく解説文にあった記述
日国1番目の用法
「恋の自白」
「あたかもガラスで作った義眼のように」
あたかも〜ように、という直喩の呼応
「後半生」
もう取り返しがつかないという黒い光が、私の未来を貫いて、一瞬間に私の前に横たわる全生涯をものすごく照らしました。
黒い光が照らすという表現よく考えたら独特。人生に影を落とすとかではないんだ。hoshihara.icon
この作品に登場する人物に、作者がどんな人間像を与えようとしているのか共通点を考えなさい
k
「私」(先生)
答え
「私」もkも、心の傷を自分自身の中で解決しようとし、それ故に、かえって傷を深くして敗北していくような、自尊心が強くて、実は脆く弱い知識人として描かれている。
「心の傷を〜ような」が書けないと思ったhoshihara.iconどうやってここまで読み取るの?
全文を読んだらわかるのだろうか。問題文の範囲だとお嬢さんを横取りするところの様子が記述されていないためわからない
考え方
この時代に東京に遊学=親が資産家、本人は数少ないインテリ
kが私と直接的に争わなかった理由
まず、「普通だったら先駆けされたら不満を言うよね。kはなぜ抗議しなかったの?」という疑問を持たなかったhoshihara.icon
時代
知識人は露骨に争うことを避けるから
これはそうかもしれないがよくわからないhoshihara.icon
作者が「私」に与えようとしたものを一口で言えば、「自尊心」ばかりが肥大化した知識人の弱さ
知識人という人物設定をそこまで心の動きを説明するものとして扱ってよいんだhoshihara.icon
このような作中では空気となっている要素を作者の意図として見るのは難易度が高いな
自殺とはすなわち一切からの逃避である。kもまた、「私」と同じように弱い人間であると考えられる。
kの遺書の内容が「簡単」で「抽象的」であるのは?
具体的なことを書いて死ぬのは、やはり、自分が惨めでできない。これも自尊心のため。
これは理解できるhoshihara.icon
練9 「浄瑠璃寺の春」堀辰雄『大和路・信濃路』より
その夕がたのことである。その日、浄瑠璃寺から奈良坂を越えて帰ってきた僕たちは、そのまま東大寺の裏手に出て、三月堂をおとずれたのち、さんざん歩き疲れた足をひきずりながら、それでもせっかく此処まで来ているのだからと、春日の森のなかを馬酔木の咲いているほうへほうへと歩いて往ってみた。
あしびに対する思い入れがすごいなhoshihara.icon
夕じめりのした森のなかには、その花のかすかな香りがどことなく漂って、ふいにそれを嗅いだりすると、なんだか身のしまるような気のするほどだった。だが、もうすっかり疲れ切っていた僕たちはそれにもだんだん刺戟が感ぜられないようになりだしていた。
森に入る
そうして、こんな夕がた、その白い花のさいた間をなんということもなしにこうして歩いて見るのをこんどの旅の愉しみにして来たことさえ、すこしももう考えようともしなくなっているほど、――少くとも、僕の心は疲れた身体とともにぼおっとしてしまっていた。
主人公は浄瑠璃寺からの移動で疲れ切った僕
妻とあしびの花を見ながら何とは無しに歩くことをこの旅の楽しみにしていた
突然、妻がいった。
「なんだか、ここの馬酔木と、浄瑠璃寺にあったのとは、すこしちがうんじゃない? ここのは、こんなに真っ白だけれど、あそこのはもっと房が大きくて、うっすらと紅味を帯びていたわ。……」
「そうかなあ。僕にはおんなじにしか見えないが……」僕はすこし面倒くさそうに、妻が手ぐりよせているその一枝へ目をやっていたが、「そういえば、すこうし……」
僕は疲れてあしびへの興味もやや失っている。対称的に妻は活力が残っているようで僕に話しかける
そう言いかけながら、僕はそのときふいと、ひどく疲れて何もかもが妙にぼおっとしている心のうちに、きょうの昼つかた、浄瑠璃寺の小さな門のそばでしばらく妻と二人でその白い小さな花を手にとりあって見ていた自分たちの旅すがたを、何んだかそれがずっと昔の日の自分たちのことででもあるかのような、妙ななつかしさでもって、鮮やかに、蘇らせ出していた。
妻の言葉をきっかけに、浄瑠璃寺に訪れた今日の記憶が妙になつかしく蘇る
僕と妻が仲睦まじいhoshihara.icon
主題は?
仲睦まじい僕と妻ののんきな旅
いや、「旅」ではないな。むしろ、仲の良い夫婦そのものが主題なのでは?
それだけならあしびの香りに関する主人公の知覚や記憶をここまで書く必要はない
参考
1 a花のかすかなかおり b春日の森の中✅
2 ア✅
演習
1 妻には春日の森のあしびに興味を持って僕に話しかけるような様子が見られ、活力が残っているように見えたから。
この直後に発せられた妻の言葉が、意外にも力のこもった響きをもっていて疲れが感じられなかったから。
解答
2 オ❌単に疲れてただけ。
3 ウ✅
p453の解説を見る限り、主題にあたるものは主人公の「記憶の蘇り」かなあ
それに向かって各構成も盛り上がっているように見える
練10 『春は馬車に乗って』
庭の芝生が冬の潮風に枯れて来た。硝子戸(ガラス ど )は終日辻馬車(つじば しゃ)の扉(とびら)のようにがたがたと慄(ふる)えていた。もう彼は家の前に、大きな海のひかえているのを長い間忘れていた。
冬
大きな海のひかえているのを長い間忘れていた
おそらく妻にかかりきりだったため。献身がうかがえる
或る日彼は医者の所へ妻の薬を貰いに行った。
「そうそう。もっと前からあなたに云おう云おうと思っていたんですが」
と医者は云った。
「あなたの奥さんは、もう駄目ですよ」
「はア」
彼は自分の顔がだんだん蒼ざめて行くのをはっきりと感じた。
「もう左の肺がありませんし、それに右も、もう余程進んでおります」
彼は海浜に添って、車に揺られながら荷物のように帰って来た。晴れ渡った明るい海が、彼の顔の前で死をかくまっている単調な幕のように、だらりとしていた。彼はもうこのまま、いつまでも妻を見たくないと思った。もし見なければ、いつまでも妻が生きているのを感じていられるにちがいないのだ。
このあたりまでは現実を認識しただけで理解していない(頭が追いついていない)
彼は帰ると直ぐ自分の部屋へ這入(はい)った。そこで彼は、どうすれば妻の顔を見なくて済まされるかを考えた。彼はそれから庭へ出ると芝生の上へ寝転んだ。身体が重くぐったりと疲れていた。涙が力なく流れて来ると彼は枯れた芝生の葉を丹念にむしっていた。
「死とは何だ」
状況を理解して取り乱す
ただ見えなくなるだけだ、と彼は思った。暫(しばら)くして、彼は乱れた心を整えて妻の病室へ這入っていった。
落ち着いたのち妻と対峙する
妻は黙って彼の顔を見詰めていた。
「何か冬の花でもいらないか」
平静を装う
「あなた、泣いていたのね」と妻は云った。
「いや」
「そうよ」
「泣く理由がないじゃないか」
「もう分っていてよ。お医者さんが何か云ったの」
妻はそうひとり定めてかかると、別に悲しそうな顔もせずに黙って天井を眺め出した。彼は妻の枕元の籐椅子(とうい す )に腰を下ろすと、彼女の顔を更(あらた)めて見覚えて置くようにじっと見た。
――もう直(す)ぐ、二人の間の扉は閉められるのだ。
ただ見えなくなるだけだの別の表現
――しかし、彼女も俺も、もうどちらもお互に与えるものは与えてしまった。今は残っているものは何物もない。
その日から、彼は彼女の云うままに機械のように動き出した。そうして、彼は、それが彼女に与える最後の餞別(せんべつ)だと思っていた。
彼女の要求に正確に応えることが、彼にできる最後のことであるという覚悟
青空文庫の全文見たら
彼は妻を貰(もら)うまでの四五年に渡る彼女の家庭との長い争闘を考えた。それから妻と結婚してから、母と妻との間に挾(はさ)まれた二年間の苦痛な時間を考えた。彼は母が死に、妻と二人になると、急に妻が胸の病気で寝て了(しま)ったこの一年間の艱難(かんなん)を思い出した。
と書いてあり、かなりかわいそう
参考
1 擬人法❌
直喩らしい
2 『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』#6856c50c0000000000909fd6
もう彼は家の前に、大きな海のひかえているのを長い間忘れていた。
夫は「自然」に「無関心」になっていた
演習
1 妻の死を突然宣告され放心した様子。(17c)
解答)彼が気の抜けた状態で帰ってきたこと。
2
1 乱れた心✅
2 別に悲しそうな顔もせずに黙って天井を眺め出した✅
主題は確実にやってくる妻の死を目前とした夫婦の心理の揺れらしい
古典(切り出し済みメモ)
3 文体を解釈する―「どのように」表現されているか
主題 + 意図(どんなことが、どのようなものとして)を実際の創作に定着させる書き方(どのように)が文体
『辛夷の花』
僕はどうもてれくさくなつて、それをしほに、ちやうど僕と筋向ひになつた座席であひかはらず熱心に本を読みつづけてゐる妻のはうへ立つてゆきながら、「せつかく旅に出てきたのに本ばかり読んでゐる奴もないもんだ。たまには山の景色でも見ろよ。……」さう言ひながら、向ひあひに腰かけて、そちらがはの窓のそとへぢつと目をそそぎ出した。
「だつて、わたしなぞは、旅先きででもなければ本もゆつくり読めないんですもの。」妻はいかにも不満さうな顔をして僕のはうを見た。
「ふん、さうかな」ほんたうを云ふと、僕はそんなことには何も苦情をいふつもりはなかつた。ただほんのちよつとだけでもいい、さういふ妻の注意を窓のそとに向けさせて、自分と一しよになつて、そこいらの山の端にまつしろな花を簇がらせてゐる辛夷の木を一二本見つけて、旅のあはれを味つてみたかつたのである。
そこで、僕はさういふ妻の返事には一向にとりあはずに、ただ、すこし声を低くして言つた。
「むかうの山に辛夷の花がさいてゐるとさ。ちよつと見たいものだね。」
「あら、あれをごらんにならなかつたの。」妻はいかにもうれしくつてしやうがないやうに僕の顔を見つめた。
「あんなにいくつも咲いてゐたのに。……」
「嘘をいへ。」こんどは僕がいかにも不平さうな顔をした。
「わたしなんぞは、いくら本を読んでゐたつて、いま、どんな景色で、どんな花がさいてゐるかぐらゐはちやんと知つてゐてよ。……」
「何、まぐれあたりに見えたのさ。僕はずつと木曾川の方ばかり見てゐたんだもの。川の方には……」
「ほら、あそこに一本。」妻が急に僕をさへぎつて山のはうを指した。
「どこに?」僕はしかし其処には、さう言はれてみて、やつと何か白つぽいものを、ちらりと認めたやうな気がしただけだつた。
「いまのが辛夷の花かなあ?」僕はうつけたやうに答へた。
「しやうのない方ねえ。」妻はなんだかすつかり得意さうだつた。「いいわ。また、すぐ見つけてあげるわ。」
が、もうその花さいた木々はなかなか見あたらないらしかつた。僕たちがさうやつて窓に顔を一しよにくつつけて眺めてゐると、目なかひの、まだ枯れ枯れとした、春あさい山を背景にして、まだ、どこからともなく雪のとばつちりのやうなものがちらちらと舞つてゐるのが見えてゐた。
僕はもう観念して、しばらくぢつと目をあはせてゐた。とうとうこの目で見られなかつた。雪国の春にまつさきに咲くといふその辛夷の花が、いま、どこぞの山の端にくつきりと立つてゐる姿を、ただ、心のうちに浮べてみてゐた。そのまつしろい花からは、いましがたの雪が解けながら、その花の雫のやうにぽたぽたと落ちてゐるにちがひなかつた。……
IV 作者について
1 発想―作者が書くときにとった根本的な態度
根本的な態度とは?hoshihara.icon
意図よりも奥にある作者の無意識の態度
『城の崎にて』
日本語
ないまぜながら
東洋的な諦観
この作品はどのような発想によって書かれたものか?
まず意図を読む方法がわかっていないhoshihara.icon
前章を読んだ
まず読んで答えを考えてみるhoshihara.icon
主人公は山手線に撥ねられ、怪我をして城の崎で養生
彼はこれを(ロード・クライブとは対照的に)死を身近に感じる出来事として捉えている。
自分の心には、何かしら死に対する親しみが起こっていた。
ポジティブみもあるな
蜂の巣と死んだ蜂
死骸を見ることは寂しかった。しかし、それはいかにも静かだった。
静かとは?
自分はその静かさに親しみを感じた。
やはり静かさはポジティブに評価されている
主題は、静かな死に対する親しみといえるか
表現に注目すると、静か、寂しいと言った語彙が数回繰り返される
文体はよくわからない
では、発想は?
生死を彷徨う出来事を体験した主人公の目を通した城の崎の自然を描くことで主題を表現しようとしたところが作者独自の発想と言えるかな
解答を読んだあとでみると、これは意図のように思えるな
生と死との中間から、生死に偏しない静かな心で生と死との本質を見、しかもそれを見る目そのものがとらえ、感じる心そのものがとらえたままの姿で書く、といった発想で、この作品は描かれている。
しかも〜書く、の意味するところがよくわからないなhoshihara.icon
主人公に名前がついておらず、存在感が薄いことからこのように読めるっぽい?
2 想像力―作者の想像力のはたらき
想像力をいかにしてつかむか
想像力とは
小説の主眼は主題を表現すること
事実への忠実さよりもむしろ主題に忠実であればよい
むしろ事実は主題をよりよく表現するために変形される
事実に基づきありうる事態を考えてゆく力が想像力
主題や意図を過不足なくつかむ
構成、表現
作品から作者の次元へと思考を移し替える
『最後の一句』
3 感覚―作者の感覚のはたらき
『伊豆の踊り子』
「わたし」が救われること自体は、むしろこの短編が小説であるために必要なすじがき
描写の主眼と便宜上必要なプロットを明確に区別する読み方。これは羅生門や最後の一句の読みにも出てきた
小説を寓話のように読むのは筋が悪いのかも?hoshihara.icon
教訓やメッセージを読み取ろうとするよりは、作者がどこに主眼を置いて描写しているかを見るべきだということかな
このような読みは自分はやってしまう
自分に引き付けて読む読み方の一種
逆にテキスト(作者)中心に読むのが国語的に期待されていること
このあたりの点は章の頭にはっきり記述されていた
「主義主張がなくても小説は成立するし、伝えたいことがそれだけなら文学という形式である必要がないよね?」といった話
〈付〉 近代・現代の詩について
散文はあくまで客観に立脚して表現している。詩は客観性を犠牲にしてでも筆者のイメージを重んじる
メタファーが何の比喩なのかを突き止めることはその詩をわかることではない
それをその言葉で表現した作者の心を理解することが一番
考察的に読むこととは正反対だhoshihara.icon
言葉が主役と考えると、詩は内容(表現されているもの)じゃなくて表現そのものがより上にくる
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論理的な文章
I 解釈の基本
1 一語一語の内容―難解な語を理解する
指示語
辞書的な意味に惑わされず文中の定義をつかむ
2 一文一文の内容―一文一文の内容をおさえていく
3 段落の要旨―段落の要旨を一つ一つおさえていく
4 全体の論旨―全体としてどういうことが論じられているか
II 論の重点について
1 指示詞の実質内容―コソアドの指し示すものの内容を正しくつかむ
2 具体的事例と抽象的見解―引き合いに出された実例
3 語句の照応―繰り返されているもの・対比されているもの
III 論の構成について
1 段落の設定―接続詞をつかまえるだけでは不十分
2 判断の論拠(一)帰納を中心に―わかりきったこととして書かれていない判断に注意
3 判断の論拠(二)演繹を中心に―前提から結論が導き出されるときの法則を知る
IV 論者について
1 価値の置き方―論者がどういうものに価値を置こうとしているか
2 考え方―論者の根本的な考え方を理解する
3 物の見方―論者の世界観・人生観を探る
索引/練習問題〈考え方〉・解答/解説(読書猿)